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なんじょうを元気にするひと

説得力のある「どうにかなる」の精神で
挑戦者を支えている伴走者の話。

デザイナー・クラファンサポート

山岸 静蘭さん

Yamagishi Seira

デザイナーとして。そしてクラウドファンディングのサポートを通じて。
北海道から南城市へ移住し地域に根差した「伴走者」として活動する、山岸さんにお話を伺いました。

現在、南城市を拠点にデザイナーとして、またクラウドファンディング(クラファン)のサポートを通じて、
挑戦者たちの背中を押し続けている山岸さん。

一見、柔らかな、穏やかなそうな雰囲気の印象とは裏腹に、彼女の人生は
困難な状況を乗り越え、自ら切り開いてきた波乱万丈の物語に満ちていた。

北海道から南城市へとたどり着いた、彼女の「人となり」と
人生や仕事に対する価値観を、経験と共にたどる。

憧れと挫折の経験

北海道出身の山岸さん。それも、海がありつつも非常に田舎な町で育ったそう。沖縄から遠く離れた北海道ではあるが、父方の家系が船乗りで、曾祖父の名前は沖縄の「平和の礎」に刻まれているという。
そんな山岸さんは、幼い頃から実家のお店を手伝いつつも、病気がちで、長く薬を飲んでいたことも。

デザイナーになる道を選び、東京で挫折も経験しながらも地元の広告代理店で働いたのが20代前半。
大きな仕事も任せてもらえた一方で、当時は睡眠時間1〜2時間という過酷な働き方。
何を見ても感動できなくなるほど心が壊れてしまう時期もあり、
一時的にデザインの仕事から離れることを決意する。

遠方での体験が育てた「絶対大丈夫」の精神

その後はアパレルで働きながら、山岸さんの母が代表を務めていた「国際支援活動」に参加。
アフリカと日本を行き来する生活へと変わった。

「孤児の子ども達を日本に連れてくるプロジェクトに関わり、1人で渡航した際に、
現地の空港で拘束されてしまって。ビザも下ろさないという話になり、
子ども達も連れて帰る事が出来ず…、悔しくて空港でわんわん泣きました。」

そんな中、泣いている山岸さんを見かねて現地の方々が心配して集まり、30〜40人程度に囲まれたという。

「現地の人がアドバイスやサポートをしてくれました。そしたら話がぽんぽん進んで行って、
最終的にボスのところまで案内してもらい、直接話す事で理解していただき、ビザが下りました。」

衝撃的なエピソードを話す山岸さんは、他にもいろんな事があったと笑いながら話す。
絶対ありえない、困難だ、と思うような状況から何度もクリアしてきた彼女だからこそ、
今は何が起こっても「なんとかなる」と思えるようになったんだそう。

伴走するパートナーとして

広告代理店時代は、紙媒体等のグラフィックデザインを専門としていた山岸さん。
現在は、「クライアントに寄り添ったものづくり」を心がけて色々なデザインに関わっている。

「単に良いものを作るだけでなく、クライアントさんのこだわりや熱を大切に、希望を叶えてあげたい。
宣伝や発信の部分も含め、最初から最後まで一緒に伴走していけたらいいなって思っていますね。」

また、”クラファン”のサポートを行っているのも、山岸さん自身の経験から。南城市の「塩」を使ったバスソルト「Earth & Co. MAGNESIUM BA TH SALT umi」を開発した際に、クラファンに挑戦し、150万円ほどの支援を達成した経験がある。

現在は、自身の経験を生かしながら、チャレンジしたい方のサポートをしているという。
国内最大級のクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」のキュレーションパートナーをしており、
プロジェクトの企画や計画の相談、サイトページ作成や、広報などをサポートし、成功の為に一緒に併走していく。

自身もプロジェクトに挑戦した想いがあるからこそ、同じく何かに挑戦したい人の背中を押し、実現させたい。

一人の弱さを認めることで、より強く

今後の目標や挑戦したい事をきくと、

「一人で頑張るのではなく、みんなで協力して、挑戦する人を応援できるチームを作ること。
「アベンジャーズ」みたいな」と笑う。

企業はもちろんだが、特に、本当にゼロから挑戦したい一般の方や、何もないところから
スタートする人をサポートしたい。そんな人にとって「安心して頼れるチーム」を作りたいと考えているという。

そんな山岸さんは、市民大学の13期生として活動したり、
最近では南城市母子寡婦福祉会の運営のお手伝いなど、地域の人たちと関わる活動も続けている。

南城市内においても、もっと横の繋がりを強くしたいという思いを持ち、
様々な活動や団体が繋がり、互いに応援し合い、情報をシェアすることで、
必要な人に必要なことが届くようになるといい、と考えている。

沖縄はアフリカのような感覚

沖縄に来て4年が経つ山岸さん。
遠く離れたアフリカで見た景色と、似たようなものを感じているという

「アフリカで、自分の子ではない赤ん坊に授乳する母親たちを見て感じた、
あの「助け合い」の文化が、沖縄には通じるものがあると感じています。」

大切にしているのは、一貫して「みんな人として一緒」だということ。
大企業の社長も、隣のおばあちゃんも、小学生も、皆から学ぶことがある。
だからこそ、誰かの役に立ち、助け合い、共に笑いたい。

何が合っても大丈夫、と思える秘訣はたくさん旅をしていく事と、
自分の弱さを認め、人を尊重し「支え合う事」なのかもしれない。

プロフィール

デザイナー・クラファンサポート

山岸 静蘭 さん / Yamagishi Seira

できること
デザイン・商品開発・ブランディング
クラウドファンディングのサポート
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